ゴミ屋敷になる原因
こんにちは^^
大阪市西淀川区で不用品回収、粗大ゴミ回収をしております関西片付け隊です☆
11月に入り少しずつ季節が変わり日中は過ごしやすくなってきましたね^_^
最近、テレビやニュースでよく見るゴミ屋敷ですがそもそもゴミ屋敷とはどんな人がどんな風になってしまったんだろうか?と気になったりしませんか?
そこで今回はゴミ屋敷について詳しくご紹介したいと思います。
ゴミ屋敷とは?
ゴミ屋敷とは大量のゴミが放置された建物や土地のことです。物の供給過敏や単身世帯化、住人の高齢化などがゴミ屋敷の背景として挙げられます。これによってさまざまな問題が引き起こり各自治体が対応に追われます。一般的には家中にゴミが積まれており、生活出来る空間がほとんどなく管理されていない状態の住居をゴミ屋敷と呼ぶことが多いようです。ゴミ屋敷の状態になっている住居は人が生活するには適さない状態になっておりゴミによって天井まで空間が埋もれていることも少なくありません。
ゴミ屋敷になりやすい人の特徴って?
- 物を中々捨てられない
ゴミ屋敷になりやすい人の特徴として一番多いのが物を中々捨てられない事です。そしてこの特徴が特に多く見られるのが高齢者です。戦後間もない時代は物を粗末にすることがなく、その時代に生まれた人は物を捨てることに抵抗を感じることがあると言われています。そのため一般的にはすぐに捨てられる紙袋や古くなった日用品などを保管する方が多いです。このような行動が積み重なることでどんどんゴミが溜まり最終的にゴミ屋敷になってしまうケースが多いです。
- ゴミ屋敷から発生する問題
ゴミ屋敷には具体的にはどのような問題があるのでしょうか。放置した場合住人や周辺に与える影響は非常に深刻です。病気の原因となる恐れがある、ゴミを放置した状態のゴミ屋敷で生活していると衛生環境が非常に悪化するため雑菌や虫が繁殖し身体に悪影響を及ぼします。体にカビが生えたりなどの衛生が保たれた通常の生活環境では起きにくい病気の原因になり最悪の場合命に関わる危険性もあります。
- 火災が起きる可能性
ゴミ屋敷では掃除が行き届いていないためゴミに埋もれていたコンセント周りに埃が溜まったりタップの上にも物が乗って加熱するなどのゴミが原因で発生する火災の原因になります。さらに住居にはゴミが散乱しているので一度火災が起こると大火災に繋がるケースもあります。その際はゴミが多いため避難経路が確保できず最悪死亡事故になってしまう恐れがあります。
生ゴミを溜め込んでいたり汚水が腐ったりカビが発生すると大量の害虫や悪臭が発生して近隣住民からの苦情が入ったりご近所トラブルに発展するケースも少なくありません。またゴミが溜まっているせいでアパートの床が破損して下の階の天井を抜いてしまったり家屋が倒壊する危険性もあります。いずれにせよ近隣住民を巻き込んでしまうため関係が悪化しさらに孤立してゴミを溜め込んでしまうというパターンもあるためゴミ屋敷状態を放置するのはさらにシンコな事態も招きかねず危険であるといえます。
ゴミ屋敷の片付け方
まずご自身のお部屋がゴミ屋敷か汚部屋かどうか見極めましょう。
レベル1
- ・全体的にゴミは多いが床は一応見える
- ・部分的にゴミが多い状態
- ・1ヶ月以上掃除をしていない
- ・ゴミ袋が3個以上溜まっている
- ・コンビニ弁当の空き箱や飲み終えたペットボトルが複数個ある
ゴミの内容は買ってきた物や商品の包装など軽いものが多くなっています。まだ明らかにゴミと思われるもを捨てれば一気に床が見えるようになるので時間をかければ自力で片付けることも可能でしょう。
レベル2
- ・見えている床の面積が少ない
- ・毎日物を探している
- ・数ヶ月に渡って掃除をしていない
- ・ゴミ袋は10個以上溜まっている
- ・生ゴミが一週間以上放置されている
- ・床が埋まり転倒しかかることもある
レベル2になると悪臭やコバエが発生していることも多いです。このままの状態ではゴミにつまずいて転倒したり、ゴキブリなどさらに大型の害虫が発生したりする可能性も高いのですぐに片付けが必要になります。お弁当の容器など軽いゴミが多ければ数日かけて自力で片付けができる可能性はえるでしょう。しかし、仕事で忙しい人や一緒に片付けてくれる友人がいない人は業者に依頼し清掃してもらう方が楽です。
レベル3
- ・足の踏み場がない状態
- ・床がほぼ100%ゴミで埋まっている
- ・ゴミ袋が15個を超えている
- ・生ゴミ、お弁当の空箱などが散乱している
- ・一度はゴミにつまづき転倒したことがある
- ・ゴミを踏まないと歩けない
- ・ペットボトルなどの軽いゴミだけでなく家財も多い
レベル3では床が見えない状態になり転倒事故の例も増えてきます。また、お弁当の容器など軽いゴミだけでなく服や家具、開封せずに放置された食品など様々なゴミが散乱している状態です。そのため家にあるゴミを全て仕分けるのは中々時間がかかれでしょう。床が見えない状態になったらハウスクリーニングなども必要になるケースがあるので迷わず業者へ依頼してください。
レベル4
- ・ゴミを数ヶ月出していない
- ・不快になるほどの悪臭が発生している
- ・床は全てゴミで埋まっている
- ・毎日ゴミを踏んでいる
- ・ゴキブリなどの害虫を複数匹見かける
レベル4になると周辺の家にまで害虫が発生するケースもあり、近隣住民とトレブルになることもあるでしょう。ゴミや不用品が部屋全体を散乱し圧倒的に生活スペースよりもゴミが専有する場所が多い状況で自力での掃除はほぼ不可能です。ハウスクリーニング、害虫駆除なども必要になるレベルと考え業者に依頼して早く清掃してしまう方が良いでしょう。
レベル5
- ・部屋だけでなく庭や玄関にもゴミが出ている
- ・自分の背よりも高くゴミが積まれている
- ・悪臭や害虫が周辺の家にまで発生している
- ・周辺住民から苦情が絶えない
- ・周りの家の敷地にもゴミが出ている
- ・行政の職員が部屋の状況を確認しに来る
ゴミはトラック数台にも及び自力での掃除は不可能なので改善したいと考えているなら業者に依頼しましょう。レベル1や2の中には「まだ片付けは良いかな」と感じている方もいるでしょう。しかしゴミ屋敷・汚部屋はレベルに関係なくなるべく早い対処が必要です。
ゴミ屋敷の片付け方
自力で掃除する際の手順
1、掃除道具を準備する
ゴミ屋敷レベル1の方でも掃除中にどんなゴミや虫が出てくるか分かりません。掃除に参加する人は全員道具などしっかり準備しましょう。ホコリや悪臭もあると思いますのでマスクを付けて下さい。
- 掃除道具
- マスク
- ゴミ袋
- 軍手
- エプロン
- 汚れてもいい服
- 殺虫剤
- 荷物を保管する段ボール
- 新聞紙
- 荷物をまとめる紐
以上は必ずご準備下さい。あとで購入すると時間がかかるほか忘れ物をすると作業が滞ります。また掃除の際に貴重品を誤って捨ててしまわぬように残すものをメモなどしておきましょう。
2、順番や方法を決める
道具が準備できたらゴミを片付ける順番やゴミの捨て方を確認します。片付けをどこからするのか事前に決めることで当日の作業がスムーズに行えます。玄関やトイレなど狭い場所から手をつけると掃除が進んでいる感覚が得られるためおすすめです。また各自治体のホームページにアクセスにゴミの捨て方の確認をしておく必要があります。
- ・ゴミの分別方法
- ・どのゴミが何曜日に出すのか
- ・粗大ゴミを捨てるときはどこに連絡すればいいか
- ・ガラスやスプレー缶はどのような処理をして捨てれば良いのか
ゴミの種類にもよりますが最もゴミの数が多くなる「燃えるゴミ」の前日に掃除をするなどゴミ出しのルールに合わせてスケジュールを調整すると失敗しにくいでしょう。
3、大きなものから片付ける
掃除の当日はまず床にある大きな物から片付けていきましょう。大きなものが片付くと床が一気にきれいになるのでその後のモチベーションも上がります。大きい物が片付いたら中くらいの物、細かい物と床に落ちているものを処理するのがおすすめです。また掃除をする中で捨てるか迷うものに出会うこともあるでしょう。その際は迷った物を入れておく袋や箱を用意して掃除を続けて下さい。
4、部屋を掃除する
部屋のものが片付いたら掃除をしましょう。
汚れているところを放置しておくとカビなどが発生することもあります。細かいホコリまで丁寧に掃除をして部屋を元の綺麗な状態に戻せば完了です。
自力でゴミ屋敷、汚部屋を片付けることは可能ですがかなり時間がかかります。また不用品の処分にはお金がかかります。自分でやるからと言って無料で部屋が片付くわけではありません。
まとめ
今回はゴミ屋敷についてご紹介しました。まだ片付けなくても大丈夫と思っている方、床にゴミ袋が3つ以上置いていませんか?床が見えていますか?少しでもあっと思った方は次のお休みにでも掃除道具を準備し掃除してみませんか?気持ちもリフレッシュされ気分転換になるかもしれません。
またご自身ではちょっと大変かもと思った方は当社、関西片付け隊にご相談下さい。家財処分やハウスクリーニングも対応しております。ご連絡お待ちしております!