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子どもの送り迎えや通勤・通学で活躍する電動自転車ですが、新年度が始まり、電動自転車が要らなくなったという方も多いのではないでしょうか。電動自転車の処分方法は普通の自転車とは少し違うので、処分の際は注意が必要です。
この記事では電動自転車を正しく、かつ楽に処分する方法とその手続きや費用について解説します。
電動自転車は粗大ゴミとして処分できる?
神戸市では、電動自転車を粗大ゴミとして処分することができます。粗大ゴミとして処分する手順は以下の通りです。
- インターネットか電話で予約
- 大型ゴミシール券を買う
※キャッシュレスの場合は受付番号、収集日、品目ごとの金額を記入した任意の用紙を準備する
- 指定された収集日、収集場所に大型ゴミシール券もしくは任意の用紙を貼り付けたゴミを運ぶ
粗大ゴミの処分費用は600円
神戸市の場合、電動自転車は「自転車(14インチを超えるもの)」として処分することができ、処分にかかる費用は600円です。
指定日に指定場所までの運搬が必要
神戸市の場合、電動自転車を粗大ゴミとして処分するには、自治体から指定された収集日・収集場所に処分する自転車を持ち込む必要があります。
つまり、指定された収集場所まで電動自転車を運ばなければいけません。
壊れて動かない電動自転車を処分する場合、自転車を収集場所まで運ぶだけで一苦労です。そのため、高齢の方や体力に自信がない人は、電動自転車を一緒に運んでくれる人を見つけておくと良いでしょう。
バッテリーと本体は別々に処分が必要
電動自転車を粗大ゴミとして処分する場合、バッテリーは取り外して別で処分する必要があります。これは、バッテリーがゴミ回収中に発火して火災の原因になる可能性があるからです。
多くの自治体で、バッテリーは処理困難物に指定されていますが、神戸市も例外ではありません。電動自転車のバッテリーは、電動自転車を購入した店か、もしくは同じメーカーの店に持っていき、リサイクル回収を依頼しましょう。
ほとんどの店では無料でバッテリーを回収してくれますが、もし回収してもらえない場合は一般社団法人JBRC(小型充電式電池リサイクルセンター)に相談してみてください。
電動自転車を処分する際に必要な手続き
電動自転車を処分する場合、原付バイクのように廃車手続きをする必要はありません。しかし、防犯登録の有効期限内に電動自転車を処分する際は、防犯登録の抹消手続きが必要です。
神戸市では原則として、自転車防犯登録所(自転車販売店)で手続きすることができます。
防犯登録の抹消手続きは基本的に無料で、手続きに必要なものは以下の通りです。
- 防犯登録カード
- 電動自転車本体
- 公的身分証明書(運転免許証、健康保険証など)
電動自転車の防犯登録の抹消をせずに処分してしまうと、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
電動自転車を処分する際は必ず防犯登録の抹消手続きを行いましょう。
電動自転車を手軽に処分できるおすすめの方法5つ
電動自転車を粗大ゴミとして処分する場合、電動自転車のバッテリーは粗大ゴミとして捨てられないため、別途自分でバッテリーを処分しなければなりません。また、電動自転車本体を粗大ゴミに出すためには、自治体の指定日まで自宅などで保管し、指定日になったら指定場所まで持って行くという手間もかかります。
そのため、もっと楽に電動自転車を処分したいという方には、電動自転車本体とバッテリーをセットでまとめて処分できる、以下の方法がおすすめです。
電動自転車の販売店に相談する
古い電動自転車を処分して新しい電動自転車を購入する場合は、自転車の販売店が古い自転車を無料で引き取ってくれる場合があります。
電動自転車を新しく買い換える場合は、古い電動自転車の処分について、販売店に事前に相談しておきましょう。
自転車メーカーに相談する
電動自転車の処分については、自転車メーカーに相談してみるという方法もあります。
特にバッテリーについてはメーカーが無料回収している会社が多くあり、自転車メーカーの公式サイトにバッテリーの処分方法が記載されている場合があるので確認してみると良いでしょう。
リサイクルショップで売る
電動自転車は新生活が始まる春に急激に需要が高まり、新品の電動自転車が品薄になります。
それに伴い中古の需要も高まるため、不要になった電動自転車はリサイクルショップなどで売れる可能性もあるでしょう。
ただし、リサイクルショップで電動自転車を少しでも高くためには、電動自転車の汚れをなるべくきれいに落とす必要があります。また、基本的にはリサイクルショップに持ち込んで査定をしてもらうケースが多いです。
そのため、時間に余裕があり、近くにリサイクルショップがあるという方におすすめの方法と言えます。
知人や友人に譲る
不要になった電動自転車は、知人や友人に譲るというのも一つの方法です。
特にママ用の電動自転車は子どもの年齢によって、電動自転車の使う頻度が全く変わります。子どもの通園中は毎日使っていたけど、小学校に上がったら全く使わなくなってしまったという人も多いのではないでしょうか。
一方で、電動自転車は普通の自転車より高価なので、欲しくても買えない人も多いと言われています。もし知人や友人で電動自転車を必要としている人がいるなら、譲ってあげると喜ばれるかもしれません。
なお、電動自転車を譲る場合も、廃棄する場合と同様に防犯登録の抹消手続きが必要です。逆に電動自転車を譲り受けた場合は、近くの自転車防犯登録所(自転車販売店など)で防犯登録する必要があります。
不用品回収業者に回収してもらう
電動自転車を処分する方法の中で最もおすすめなのは、不用品回収業者に回収してもらう方法です。
不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで回収に来てもらえるため、粗大ゴミのように指定された回収場所まで電動自転車を運ぶ必要はありません。また、依頼したらすぐに回収に来てもらえるので、自宅で保管しておく必要もないでしょう。
許可指定業者であれば、電動自転車のバッテリーも一緒に回収してもらうことができるので、バッテリーを自分で取り外して、別途処分する手間がかからず、電動自転車以外の不用品もまとめて処分することができるのも魅力です。
電動自転車の処分にかかる費用の目安
電動自転車の処分にかかる費用の目安は処分方法によって異なります。
神戸市内で電動自転車を粗大ゴミとして処分する場合は600円が必要です。一見安く見えますが、収集日や収集場所を自治体から指定されるため、不便で手間がかかります。
また、自転車メーカーや自転車販売店に処分を依頼する場合は、お店によって費用は変わります。
無料で電気自転車を処分してくれる店もあれば、処分費用・リサイクル費用が必要な店もあり、処分費用自体は無料であっても、運搬費用や出張費用が必要となる可能性もあります。
お店とトラブルにならないためには、事前に費用について細かく確認しておくのが大切です。
許可保有の不用品回収業者に依頼する場合、電動自転車1台の処分にかかる費用は5,000円〜10,000円前後が相場です。
ただし、まだ使える電動自転車であれば買取可能な不用品回収業者に依頼することで買取査定額分を割引してもらえる可能性があります。
また、電動自転車1台だけでなく他の不用品と一緒に回収してもらうことでお得になるプランもあります。見積もりは無料の業者もあるため、まずは不用品回収業者に相談してみるのがおすすめです。
関西エリアで電動自転車を処分するなら不用品回収ゼロにご相談ください
電動自転車は、自治体の粗大ゴミとして処分するほか、不用品回収業者に処分を依頼することも可能です。
自治体の粗大ゴミとして処分する場合、バッテリーの処分はできないため、自転車本体からバッテリーを外して処分しなければならない点に注意しておきましょう。
許可保有の不用品回収業者なら、バッテリーも本体もまとめて回収に来てもらうことができるため、手間をかけずに楽に処分したい方におすすめです。
不用品回収ゼロは、兵庫エリアで業界最安値に挑戦する不用品回収業者です。電話・出張見積もり、出張査定はすべて無料で行わせていただいています。電動自転車の処分は1台あたり2,000円~5,000円で承っており、見積もり以上の追加料金はありません。
また、遺品整理やゴミ屋敷の片付けも行っており、買取も可能です。
関西エリアで電動自転車の処分を検討中の方は、ぜひ不用品回収ゼロにご相談ください。