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残された家族や親族への負担を減らすために、生前に遺品整理をしておきたいと考える方が増えています。
そこでこの記事では、生前に遺品整理するメリットやデメリット、生前整理も依頼できる遺品整理業者の選び方を紹介していきます。
生前に遺品整理をするメリット
まずは、遺品整理を生前に行うメリットについて見ていきましょう。
家族の負担を軽減できる
遺品整理は、自分が亡くなった後に残された家族や親族が行うのが通例です。
しかし、通夜や葬式で精神的にも身体的にも疲労が溜まっているであろう家族に対して、「できるだけ負担をかけたくない」考える方も多いでしょう。
生前に自分の遺品を整理しておくことで、何がどこにあるか分かりやすくなるため、家族の遺品整理の負担を大きく軽減することができます。
相続トラブルを回避できる
遺品整理をすると、思わぬところから財産などがでてきて、遺族の間で相続トラブルが発生してしまうケースもあります。良好だった親族の関係に亀裂が入ってしまったり、弁護士などの専門家を介して話し合いが必要になったりすることもあるでしょう。
生前に遺品整理を行い、相続の対象となる財産の目録を作っておくと、残された家族が遺産を把握しやすくなり相続トラブルを回避することにつながります。また、財産の相続意思についても、遺言書などを依頼して残しておくと安心です。
思い出の品が見つかる可能性も
生前に遺品整理を行うと、自分の身の回りの物や財産を整理していくなかで、思い出の品が見つかることもあるでしょう。思い出に浸りながら、家族と一緒に人生を振り返るきっかけにもなり、生前の遺品整理がエンディングノートの記入や遺言書の作成など他の終活につながっていくケースも珍しくありません。
さらに、生前に遺品整理を行い、不用品を事前に売却または処分しておくことで、遺品整理の対象となる家財道具自体を少なくすることができます。
生前に遺産を整理するデメリット
続いては、生前に遺品を整理するデメリットについて紹介します。
費用がかかる
生前の遺品整理を業者に依頼するとなると、ある程度の費用がかかります。
不用品を買い取ってくれることもありますが、使えないものや価値がないものは処分費用を請求されるケースが多いです。他にも人件費や出張費、家電のリサイクル料金など、依頼する業者によってかかる費用は異なるため注意が必要です。
とはいえ、残された家族に費用を負担してもらうよりも、自分で費用負担して処分しておくほうが安心という方も多いのではないでしょうか。できるだけかかる費用を抑えながら処分できる方法を見つけていきましょう。
労力と時間がかかる
加齢によって体力の衰えを感じているという方も多いでしょう。
何十年に渡って溜め込んだ荷物を整理するのは時間もかかり、それなりの労力を必要とします。一つひとつの物にこもった思い出に浸りながら作業していると、いつまで経っても終わらないというケースもあるでしょう。また、家具や家電などの大型の家財道具を自力で処分するのは大変です。
労力と時間を考えると、すべて自力でやるのではなく、業者に依頼する方が作業もスムーズに進みます。
生前に遺品整理を依頼する業者の選び方
ここからは、生前に遺品整理を依頼する業者の選び方、注目したいポイントを紹介していきます。
不用品の買取ができる業者
生前の遺品整理によって不用品が出た場合には、業者に回収してもらうことができます。
基本的に回収や処分はどの業者でも請け負ってもらえますが、買取についてはすべての業者が行っているわけではありません。
まだ使える家具や家電を不用品として処分してしまうと、処分費用がかかりもったいないです。とはいえ、別のリサイクル業者や買取業者に依頼をするのも面倒でしょう。
不用品の処分だけでなく買取ができる業者を選ぶことで、処分費用から買取金額を差し引いてもらうことができるので、時間と手間を節約できます。
ハウスクリーニングができる業者
遺品整理の作業が終わると、部屋から不用品やゴミがなくなるため、スッキリと綺麗に片付きます。しかし、作業によってホコリが舞ってしまうのはもちろん、これまで家具や荷物が置かれていた場所の汚れが目立つようになることもあります。
そのため、遺品整理の後は、せっかくならスッキリとした部屋を綺麗にしたいと考える方が多いです。生前の遺品整理だけでなく、作業後のハウスクリーニングができる業者を選ぶと、清掃作業までまとめて依頼できて便利です。
生前遺品整理の実績がある業者
遺品整理は終活の一環として行います。ただ不用品の処分をすれば良いというわけではなく、貴重品の仕分けや相続の準備など慎重な作業を伴うものなので、専門知識を有した業者に依頼すると安心です。
また、特に生前整理は、目の前で作業をしてもらうことになるため、作業が丁寧で安心できる業者を見極める必要があります。遺品整理に関する専門家である遺品整理士が在籍している業者や、生前の遺品整理の実績がある業者を選ぶと安心感があるでしょう。
見積もりを書面で提示してくれる業者
生前の遺品整理にかかる費用は業者によって異なります。面倒でも複数社に見積もりを依頼し、見積書を書面でしっかりと提示してくれる業者を選びましょう。また、見積書には作業内容や内訳が詳細に書かれているかどうかを確認し、当日に追加料金が発生する可能性があるかどうかも事前に確認しておくと安心です。
見積書の提示を断ってきたり、作業内容を明確に記載していない見積書を提示してきたりする業者は、悪徳業者である可能性もあるため避けたほうが無難です。
関西の生前遺品整理なら不用品回収ゼロにご相談ください
生前に遺品整理を行っておくことで、遺された家族の負担を減らすことができ、相続トラブルの回避にもつながります。とはいえ、遺品整理にはそれなりの時間と労力がかかるため、自分一人で行うのは大変です。家族や親族に協力してもらうか、または業者に依頼して行うとスムーズに作業を進めることができるでしょう。
不用品回収ゼロには、不用品回収や高価買取に加え、遺品整理や生前整理についても多数の実績があります。これから施設に入られる方や、病院に入られる方からの問い合わせも多くいただいております。また、ハウスクリーニングのサービスも行っておりますので、生前遺品整理と合わせてご活用いただけます。
関西エリアでの生前遺品整理については、ぜひ不用品回収ゼロにご相談ください。お電話は年中無休で夜21時まで受付しております。
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